ドルトムント香川、元日本代表GK川口の“涙映像”に労いメッセージ「Super legend」
J3鹿児島戦で現役ラストゲームを迎えた日本を代表する守護神に労い「お疲れ様でした」
SC相模原の元日本代表GK川口能活が2日、J3リーグ第34節の鹿児島ユナイテッドFC戦(1-0)で現役ラストゲームを迎えた。最後の試合を完封勝利で終えた守護神の元には長年ライバル関係にあった名古屋グランパスの元日本代表GK楢﨑正剛もサプライズで労いに駆けつけたが、2008年に代表で共闘した経験を持つドルトムントのMF香川真司もツイッターで「Super legend 能活さんお疲れ様でした」とメッセージを送った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
43歳の川口は11月4日、今季限りでの現役引退を発表。日本代表で歴代3位となる通算116試合出場を誇るなど、日本サッカー界のGKを牽引してきたパイオニア的な存在の決断は大きな反響を呼んだ。
2日の鹿児島戦、川口は9月2日のリーグ第21節ガイナーレ鳥取戦(0-7)以来となるスタメン出場。来季のJ2昇格を決めた鹿児島に13本のシュートを放たれながら、かつてを彷彿させる鋭いセーブを連発して自身の現役ラストゲームを1-0の勝利で飾った。
試合後のセレモニーでは、ライバルとして長年しのぎを削った楢﨑が花束を持って登場。サプライズでの出来事に川口は「泣かせるなよ」とつぶやき、労いの言葉を受けたが、Jリーグ公式ツイッターが投稿した動画に反応したのが香川だった。
「Super legend 能活さんお疲れ様でした」
2008年にA代表デビューを果たした香川は、同年11月のキリンチャレンジカップ・シリア戦(3-1)で後半頭から出場し、川口と初めて同時にピッチに立った。川口は2009年以降日本代表から遠ざかり、10年の南アフリカ・ワールドカップは香川がメンバー外だっため、共闘する機会は限られたが、日本を代表する守護神にドイツからメッセージを送った。
川口がいかに多くの選手からリスペクトされていたかを裏付ける投稿となった。