ブンデス月曜開催は「馬鹿げている」 ドルトムント監督が“応援ボイコット”に理解
月曜開催に反対するファンの抗議活動にファブレ監督が言及
ドルトムントは現地時間1日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第13節のフライブルク戦で、2-0と勝利を挙げた。この試合ではファンが前半45分間の応援をボイコットしたが、ルシアン・ファブレ監督はその気持ちも分かるとのコメントを残している。
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ブンデスリーガは11月30日から12月3日にかけて第13節が開催されているが、今節は全てのクラブのファンが前半の45分間は応援をしないことで合意している。これはブンデスリーガの月曜開催に対する抗議活動の一環だ。
ブンデスリーガを運営するドイツ・サッカーリーグ(DFL)はテレビ放映権収入との絡みもあって、2017-18シーズンから毎シーズン5試合の月曜開催を決めている。しかし、これがサポーターから「商業主義」「ファン文化を壊しかねない」との反発を買い、これまでも前半20分間の応援ボイコットなど、何度か抗議活動が行われている。
この日、フライブルクを迎えたドルトムントの本拠地「ジグナル・イドゥナ・パルク」でも、選手のプレーに自然発生的な拍手や歓声こそ上がったが、太鼓や歌声は自粛され、比較的静かな中で前半が行われた。試合は前半40分にドイツ代表FWマルコ・ロイスのPKで先制すると、後半アディショナルタイム1分にスペイン代表FWパコ・アルカセルが投入から21分で追加点を奪い、ドルトムントが今季10勝目を飾っている。