「今はトットナムの方が良いチームだが…」 アーセナル監督、北ロンドンの覇権奪還に意欲
伝統のダービーに挑むエメリ監督「サポーターに最高のパフォーマンスを届けたい」
アーセナルのウナイ・エメリ監督は、現地時間2日に行われるトットナムとの“ノースロンドンダービー”を前に、「現時点ではトットナムの方が良いチーム」だと語り、地元のライバルとの力関係について語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
アーセナルは2003-04シーズンにプレミア無敗優勝を成し遂げるなど、長年にわたってノースロンドンの覇権を握り、トットナムの前を走っていた。しかし、近年はトットナムがリーグ優勝争いに加わり、過去2シーズンはアーセナルをリーグ順位でも上回った。2日に今季最初のダービーを迎えるうえで、エメリ監督はアーセナルとトットナムの関係について言及している。
「今は順位の上でトットナムが我々より良いチームだ。昨季もそうだ。しかし、それ以外ではアーセナルの方がトットナムよりも良いチームだ」
プレミアリーグ13節終了時点でトットナムが勝ち点30の3位。アーセナルは同27で5位となっている。エメリ監督も現時点ではトットナムが、ノースロンドンでより優れたチームであることは認めている。
今節はホームでの対戦ということもあり、「サポーターに最高のパフォーマンス、エネルギーを届けたい」と意気込んでいる。過去にもセビージャやパリ・サンジェルマンなど強豪クラブで数々のダービーを経験しているエメリ監督は、「歴史の中ではセビージャが優れていることもあれば、ベティスの方が優れていることもある。ここでもそれと同じことだ」と語り、再びトットナムから覇権を奪い返すことは可能だと主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1