フローニンゲン堂安、現地誌選出の「11月ベストゴール」候補に唯一の“Wノミネート”
エクセルシオール戦の“メッシ級”反転ボレーとヘーレンフェーン戦の芸術弾がエントリー
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、今季開幕から13試合連続でスタメン出場と不動のレギュラーとして君臨している。11月は3試合で2ゴールを挙げたが、華麗な反転ボレーと技ありのコントロールショットがオランダメディア選出の「11月のベストゴール」候補にノミネートされている。
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オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、「11月の月間ベストゴール」を決定すべく、公式サイト上でアンケートを実施。ノミネートされた10個のゴールのうち、堂安がただ一人、二つのエントリーを果たしている。
一つ目は、現地時間11月2日のエールディビジ第11節エクセルシオール戦(4-2)。前半29分、左サイドから攻め上がったドイツ人MFジェフリー・ヒャボドのクロスがエクセルシオールDFに当たって空中に舞うと、ゴール前にいた堂安はマーカーを背負いながら素早く落下点へ。相手に体を預けながら左足でトラップし、鋭く反転して左足を一閃。グラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。オランダラジオ局「RTV Noord」は「リツ・ドウアンへの称賛」と特集し、開幕戦以来のゴールに対して「もしメッシがこれをやったら、世界を震撼させる。間違いなくトップレベルだ」と称賛していた。
もう一つは、MF小林祐希との“日本人対決”となった第12節ヘーレンフェーン戦(2-0)で生まれた今季3点目だ。前半38分、右サイドでパスを受けると中央へカットインし、そのまま左足を一閃。ペナルティーアーク右から放ったシュートは綺麗な弧を描いてゴール左上に突き刺さった。オランダ紙「テレグラフ」は、「ドウアンのゴールは、額縁に入れて飾っておくほどのものだった」と、その芸術的な一撃を称えていた。
マンチェスター・シティやユベントスのようなメガクラブ、アトレチコ・マドリードやドルトムントといった世界的な強豪クラブからの関心も伝えられるほど、欧州での評価を高めている堂安。月間ベストゴールを受賞して、自らの価値をさらに上げることができるだろうか。
その他の候補者は以下の通り。
アルベル・ゼネリ(ヘーレンフェーン/FW)
ライアン・コールワイク(エクセルシオール/MF)
マルティン・エデゴー(フィテッセ/MF)
ラセ・シェーネ(アヤックス/FW)
ルーク・デ・ヨング(PSV/FW)
イェンス・トールンストラ(フェイエノールト/FW)
ヒラノ・ケルク(ユトレヒト/FW)
ザカリア・ラビアド(アヤックス/MF)