決死のプレーにマドリディスタ興奮 レアルGKクルトワ、気迫の“顔面ブロック”が話題
後半33分、バチュアイとの1対1の場面で至近距離からのシュートを顔面で阻止
レアル・マドリードは現地時間1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節バレンシア戦に臨み、2-0と勝利。首位戦線浮上へ貴重な勝ち点3をものにした。この試合でチームを文字通り体を張って救ったのは、ベルギー代表GKティボー・クルトワだ。試合終盤の“決死の顔面セーブ”に、贔屓紙である「マルカ」も称賛している。
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試合はレアルが前半8分にオウンゴールで先制。バロンドール最終候補に残っているクロアチア代表MFルカ・モドリッチのゲームメークも冴え、試合の主導権を握った、しかし、ウェールズ代表FWガレス・ベイルらが決定機を決められずに1-0のまま試合が推移すると、後半に入ってバレンシアの反撃に遭う。
そして迎えた後半33分の場面だ。バレンシアの小気味いい中央でのパスワークから、ベルギー代表FWミシー・バチュアイが最終ライン裏を抜ける。1対1のピンチとなった状態でゴールマウスから飛び出したのはクルトワ。バチュアイのシュートをその長い手足でブロックしに行ったが、至近距離で顔面で弾く形となったのだ。
実はこのプレーは、バチュアイがわずかにオフサイドだった。それでもクルトワがゴールを許さないとばかりに見せたセーブは、右目付近が真っ赤に腫れるほど。大ピンチで目が覚めたレアルは後半38分にスペイン代表MFルーカス・バスケスが追加点を決めて勝ち切った。