C・ロナウド、ダメ押しPK弾で二桁得点到達 伊メディア称賛「サッカーとは何かを説明」
PKを冷静に沈めて得点ランキングでトップタイに浮上 チームも開幕から14試合無敗
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間1日のセリエA第14節フィオレンティーナ戦でPKによるゴールを決め、早くも二桁の10得点に到達。得点ランキングもトップタイに躍り出た。
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ユベントスは前半31分、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが中央からドリブルで持ち上がると、ゴール前を左から右に横切っていくロナウドに相手が引き付けられてできた“花道”をさらに突破。そのまま左足シュートを決めて先制に成功してハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりからホームのフィオレンティーナが攻勢に出て、ユベントスの鋭いカウンターとどちらが先にゴールを奪うかというオープンな展開になった。そうしたなかで同24分、コーナーキックの二次攻撃からイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが放ったボレーシュートはGKに当たってゴール前に浮き、ロナウドが飛び込んで相手DFと競り合うとどちらも触れずにボールはゴール内へ。大きな追加点を得た。
さらに後半34分には相手のハンドで得たPKをロナウドがゴール左上へ豪快に蹴り込んでチームは3点目。ロナウドはこれでリーグ10得点目。その直後に交代となり、ユベントス移籍後の公式戦では、退場処分以外で初めて90分間プレーしなかったが、そのまま3-0でユベントスが勝利して13勝1分と独走態勢を維持した。
イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」では、ロナウドをチーム最高タイの「7点」としたうえで、「ピッチ上至る所で、サッカーとは何かを説明した。そしてPKを決めた」と絶賛した。
ユベントス移籍後はチャンスメークに絡む回数が多いともされるロナウドだが、稀代のゴールハンターはその本領を“守備の国”イタリアでも存分に発揮している。