J1前後半戦「勢い落差ランキング」 全18チーム中…「最も加速」と「最も失速」は?

イニエスタ加入の神戸、トーレス加入の鳥栖 前後半戦の成績で見られる大きな違い

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを補強したヴィッセル神戸、同FWフェルナンド・トーレスが加入したサガン鳥栖は、前後半の成績で大きな違いが見られる。

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 神戸は前半戦6位に食い込むも、徐々に調子を落とした後半戦は12位(最終順位10位)。前後半の成績差を見ると、勝ち点(-5)、勝利(-2)、得点数(-3)がいずれも減少し、敗戦(+1)と失点数(+12)は増加した。イニエスタや元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの共演で話題を集めたが、残留争いに巻き込まれたのが実情だ。

 一方、鳥栖はシーズン最終盤の5試合で3勝2分と好成績を残し、最終順位14位で終えた(前半戦17位、後半戦7位)。トーレスは17試合3得点に終わったものの、キャプテンマークを巻いてチームを牽引し、最前線で体を張ったプレーを披露。ゴール以上のポジティブな影響をチームに与えたと言えるだろう。

 神戸は1日、元スペイン代表FWダビド・ビジャの加入を発表するなど、各チームが来季に向けて動き出している。それぞれが本格的に編成を進めるなか、来季はどのような戦いが繰り広げられるのだろうか。

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