J1前後半戦「勢い落差ランキング」 全18チーム中…「最も加速」と「最も失速」は?

最も加速したのは名古屋、最も失速したのは広島 ペースダウンが顕著だったのは…

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 前後半戦の成績差を比較したなか、後半戦で最も加速したチームが名古屋、最も失速したチームが広島だ。[ftp_del]
(【一覧】J1全18チーム、前後半戦の「勢い落差ランキング」)
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 驚異的な挽回を見せたのが名古屋だった。前半戦18位(勝ち点10)と最下位に沈んだ名古屋だが、後半戦は4位と好成績を残した(最終順位15位)。前後半戦の勝ち点差はリーグ最多21で、勝利数(8)、得点数(22)においても最も上積みをしている。その中心的役割を担ったのがJ1得点王に輝いた元ブラジル代表FWジョーだ。シーズンを通して24ゴールを決めたが、後半戦だけで18ゴールと尻上がりに調子を上げた。チームは後半戦リーグ最多37ゴールを叩き出したが、ジョーは一人で半数近くを奪っている。

 その一方で、まさかの大ブレーキにより失速したのが広島だ。前半戦は1位と快走していたが、後半戦は16位と大苦戦(最終順位2位)。前後半の成績差を見ると勝ち点(-25)、勝利数(-9)、得点数(-5)がいずれも減少し、敗戦数(+7)と失点数(+19)は増加している。得点減少よりも失点増加が顕著で、チームの異変が窺える。

 自動降格した柏と長崎、J1参入プレーオフに回った磐田は、それぞれ異なる状況が浮かぶ。柏(前半戦14位、後半戦13位、最終順位17位)と長崎(前半戦15位、後半戦18位、最終順位18位)は、シーズンを通して低空飛行が続き、後半戦で改善を図れなかった点が大きく響いている。最終順位16位の磐田は前半戦9位に食い込むも、後半戦は15位に転落しており、そのペースダウンは顕著だった。

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