神戸加入のビジャ、スペイン紙も挑戦を大々報道 「日本で名を上げる野心に満ちている」
盟友イニエスタの存在と三木谷会長の手腕により、新たなビッグネーム獲得に成功
元スペイン代表FWダビド・ビジャが、1日に行われたJ1リーグ第34節ヴィッセル神戸対ベガルタ仙台戦が行われたノエビアスタジアム神戸に訪れるとともに、自身のSNSで来季からの神戸加入を発表した。JリーグにとってMFアンドレス・イニエスタに続くビッグディールの成立となったが、彼らの祖国であるスペインメディアも速報で報じている。
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欧州選手権2008、そしてスペインが初制覇した2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で得点王を獲得。またバルセロナをはじめとしたリーガ・エスパニョーラ各クラブで結果を残し続けてきたビジャは、世界を席巻したストライカーの一人だ。そんなビジャがイニエスタに続き神戸の地を選んだことについて、スペイン最大の全国紙「マルカ」も大きく伝えている。
「ビジャが日本のクラブを選択した主要因は、ウェブ上でのビジネスを展開している『ラクテン』のヒロシ・ミキタニの存在がある。そして彼のモチベーションは“日本で名を上げる”野心に満ちている」
バルサの胸スポンサーを年間65億円とも言われる額で契約し、年俸32億5000万円でイニエスタを神戸に加入させた楽天株式会社の三木谷浩史会長の手腕が大きかったのだと伝えている。
また、同紙はビジャが神戸で記者団の取材に答えたことも伝えており、特に注目しているのは神戸の「プロジェクト」と盟友イニエスタについて語った言葉だ。
「テクニカルなものを重視し、ポゼッションを高めたサッカーをプレーしていきたい。偉大な友人で、試合に多大な存在感を出せる選手がここにいる。それはイニエスタだ」
スペイン代表最多となる通算59ゴールを決めたビジャもイニエスタをリスペクトし、日本行きの決め手になったとしている。「ラ・ロハ」(スペイン代表の愛称)の黄金期を築き上げたホットラインの再結成。2019シーズンのJリーグ、日本のみならず世界各国でもさらに注目を集めるのは必至だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)