誰にも止められない!? 川崎MF中村、決勝OGを呼ぶ家長の圧巻ターンに脱帽「#反則」
奈良の同点弾で追いついて迎えた試合終了間際、家長のターン→クロスが決勝OGを呼ぶ
川崎フロンターレは1日、J1リーグ第34節ジュビロ磐田戦(2-1)で1点ビハインドの後半38分から劇的な逆転勝利を収め、連覇を果たしたシーズンを勝利で締めくくった。アディショナルタイムの決勝オウンゴールの起点となったMF家長昭博に対し、クラブの象徴であるMF中村憲剛が自身のツイッターで「ダレニモトメラレナイ」「あのターン反則」と称賛している。
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すでに優勝を決めている川崎はホーム最終戦、J1残留に崖っぷちの磐田のゴールをこじ開けられず、逆に後半33分に元川崎のFW大久保嘉人に先制点を許してしまう。しかし、その5分後、中村のCKをニアサイドに走り込んだDF奈良竜樹が頭で合わせ、同点に追いつく。そして迎えた後半アディショナルタイムだった。
DF登里享平の縦パスを受けた家長が、左足でトラップしながら素早く体を反転する。マークに付いた磐田DF大南拓磨の隙を突いてペナルティーエリア内に侵入すると、左サイドからクロスを供給。これがスライディングでブロックに入った磐田DF大井健太郎の足に当たってコースが変わり、オウンゴールで決勝点となった。
中村は試合後、自身のツイッターを更新。「ホーム最終戦、劇的な逆転勝利で締めくくることができました‼︎ 1年間応援本当にありがとうございました」とサポーターに感謝の言葉を綴るとともに、得点に絡んだ奈良、家長との2ショットをハッシュタグ付き(以下#は省略)で投稿した。
「奈良ちゃん 気持ちのこもったナイスヘッド」
「アキ ダレニモトメラレナイイエナガ」
「あの時間であのターン 反則」
家長を起点とした劇的ゴールは、名古屋グランパスのJ1残留とともに、磐田のJ1参入プレーオフ決定戦出場を決定づけた。最終節のドラマを生むともに、チームメイトにも強烈なインパクトを残したようだ。