J1神戸、元スペイン代表FWビジャと正式サイン 三木谷会長も称賛「天性の点取り屋」

J1神戸、元スペイン代表FWビジャと正式サイン【写真:AP】
J1神戸、元スペイン代表FWビジャと正式サイン【写真:AP】

仙台戦後に記者会見を実施、ニューヨーク・シティFC退団が決まったばかりのビジャと契約

 ヴィッセル神戸は1日、J1リーグ第34節ベガルタ仙台戦(3-2)後、新加入選手に関する緊急記者会見を実施。MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFCから退団が決まった元スペイン代表FWダビド・ビジャが、来季から加入することを発表した。

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 神戸はリーグ最終節で仙台と対戦。前半34分にFW古橋亨梧のゴールで先制すると、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、MF郷家友太が追加点を挙げ、3-2で勝利した。試合後、神戸は「新加入選手に関する記者会見開催」と告知すると、会見場にはビジャが登場し、その場で契約書にサインが行われた。

 ビジャは11月28日にMLSニューヨーク・シティFCの退団が決定。2015年からの4年間で通算124試合出場80ゴールを記録していた。記者会見でビジャは、「自分のキャリアの中で何度もチームの変更をしていくなかで、いつも決断に際してチームが示してくれている興味、温かく歓迎してくれているかを重視してきました。本当に温かく歓迎してくださったことに感謝しています」と神戸との契約に至った理由について語った。

 会見に同席した三木谷浩史会長は、フアン・マヌエル・リージョ監督との相談の末、ポゼッションサッカーを追求していくうえで「我々のスタイルに最も合うストライカー」(三木谷会長)としてビジャの名前が挙がったという。同会長は「天性の点取り屋。サッカー頭脳という意味でのインテリジェントなプレーヤー」と評した。

 ビジャは早くも来季に向けて意気込みを語っている。

「本当に今、このチームにいれることをとても喜んでいます。今までのキャリアでやってきたように自分の最大限を尽くして、すでにチームがやっているプレー、高いレベルのプレーにさらに貢献して来シーズン良い形で入っていければなと思います。できるだけ早くスパイクを履いて、ゴールを決めることで期待に応えたい」

 来季は主将の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表MFイニエスタとワールドカップ優勝を経験している“夢のトライアングル”が誕生することになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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