“イスコ不遇”報道をレアル監督が一蹴 「あなた方の推測に気づくことは…」

ソラーリ監督(右)就任以降、出場機会が減少するイスコ(左)【写真:Getty Images】
ソラーリ監督(右)就任以降、出場機会が減少するイスコ(左)【写真:Getty Images】

ソラーリ監督が報道陣の質問をシャットアウト 

 レアル・マドリードはサンティアゴ・ソラーリ監督の就任以降、リーグ戦で復調傾向を示し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもグループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。序盤戦の不振を挽回しつつあるなかで現地メディアが騒ぎ立てているのは、中軸候補であるはずのスペイン代表MFイスコの処遇だ。出場機会が減少したテクニシャンについて、ソラーリ監督は報道陣からの質問を“シャットアウト”したと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 シーズン開幕時点ではフレン・ロペテギ前監督の下でスタメンを張っていたが、ソラーリ監督に交代以降はベンチを温めるケースが続いた。0-3で敗戦したリーガ・エスパニョーラ第13節エイバル戦ではベンチ入りも出場せず、そしてCLグループステージの大一番と見られた敵地ローマ戦(2-0)ではベンチ外になり、イスコの浮かない表情がカメラに収められるシーンもあったほどだ。

 この状況に口さがないマドリードのメディアは、二人の関係性について騒ぎ立てているが、ソラーリ監督としてはこの流れに乗る気は毛頭なさそうだ。

「私はその議題について閉じられたものだと思っているし、あなた方の推測について気付くことはできないからね。このチームは24人のプロフェッショナルによって構成されていて、彼らはよく働いている」

 ソラーリ監督は現役時代、MFジネディーヌ・ジダンやFWルイス・フィーゴら“銀河系軍団”のバックアッパーとして、いぶし銀の活躍を見せた。それだけにサブに回った選手に対する言及を、報道を通して出すことのリスクを実感しているのだろう。指揮官は、このようにも続けている。

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