レアルMFクロース、放出候補報道を“間接的”に否定 「ここを家のように思っている」
不振の戦犯とされ、放出も噂されるなか、記者会見で暗に移籍を否定
レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースは、フロレンティーノ・ペレス会長の不興を買い、放出候補になっていると報じられている。しかし記者会見で、本人が「ここを家のように思っている」と移籍の噂を暗に否定したと、スペイン紙「AS」電子版が報じている。
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今季リーグ戦ですでに5敗(6勝2分)と、レアルは思うように調子が上がらない。第10節に行われたバルセロナとの「クラシコ」で1-5と大敗を喫すると、第13節のエイバル戦では0-3で完敗し、首位セビージャに勝ち点6差の6位に甘んじている。
スペインメディア「ドン・バロン」は、クロースを不振の“戦犯”とし、放出候補になっていると報道。ペレス会長はすでにトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとインテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチに目を付けており、クロースの代役にしたいと考えていると伝えていた。
しかし、2022年まで契約を残すクロースは記者会見で、「僕はここに来てからずっと、とても幸せに感じている。ここを家のように思っているし、何かを変える理由はない」と発言。放出報道に対して直接の言及はなかったが、自分の環境が変わる可能性はないと、暗に移籍を否定した。
リーガで苦戦中のレアルだが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではすでに決勝トーナメント進出を確定させ、大会4連覇に向けて前進している。バイエルン時代に一度CL優勝を味わい、レアルで三連覇を経験しているクロースは、「自分にとって5度目のタイトルを目指している」と意気込む。周囲の喧騒をよそに、CL優勝をさらに味わいたいと望んでいるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)