21歳以下限定「未来のバロンドール候補5人」 世界の“超新星”を海外メディアが選出
ペップ監督の下で研鑽を積む19歳、カンナバーロ氏以来の“DF受賞”が期待される大器も
いずれはバロンドール(フランスフットボール誌が選定する年間最優秀選手賞)を獲得する――。将来を期待される若手有望株に送られる決まり文句だが、現実にその栄誉を授かることができるのはほんの一握りだ。衛星放送「FOXスポーツ」では「前途有望な5人のフットボーラーと」題し、未来のバロンドール候補と目される21歳以下の5選手を特集している。
過去10年はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2強時代が続いているバロンドール。2018年はレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの受賞が有力視されるなど、新時代の幕開けの予感が漂う。
さらにその先の未来に台頭する若手選手も続々と登場している。1人目はプレミアリーグ王者マンチェスター・シティのMFブラヒム・ディアスだ。同胞ペップ・グアルディオラ監督の下で研鑽を積むスペイン人アタッカーで、19歳ながら飛び級でU-21スペイン代表としてプレーする。最近ではレアル・マドリード移籍の噂が立つほどに注目を浴びている。
2人目は今季ドルトムントでブレーク中のMFジェイドン・サンチョだ。10月に18歳でイングランド代表デビューを果たしたのはまだ記憶に新しい。ブンデスリーガ首位を走るチームで17試合5得点7アシストと出色の出来を披露している。
3人目はアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの名が挙がった。2017年に17歳でオランダ代表デビューを果たした経歴の持ち主で、デビュー時のインパクトはサンチョも上回る。2006年の元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロを最後にDFのバロンドール受賞者は現れていないが、この大器には観る者に大きな期待を抱かせるだけのポテンシャルがあるようだ。