ドルトムント、香川を無理に慰留する意思なし? ツォルクSD「彼の不満は理解できる」
移籍話浮上の香川、ドルトムントSDは「前半戦が終わったら、彼と話をする」と明言
ドルトムントで苦境に立たされているMF香川真司の周辺では移籍話も浮上しているなか、ミヒャエル・ツォルクSDはクラブ側としては無理に慰留するつもりがないことを示唆した。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が伝えている。
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現在29歳の香川は、ここまでブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカールで1試合ずつに出場。出場時間は205分にとどまっている。今月6日にはU-23チームの一員としてレギオナルリーガ(4部相当)でプレーし、1試合4アシストを記録したが、トップチームではポジション争いでライバルに後手を踏んでいるのが現状だ。
「シュポルト・ビルト」は香川が先日、ドルトムントでの立場に不満を抱いていることを明かし、本人が解決策を探していると紹介。当然、移籍も選択肢の一つとして伝えていた。
ツォルクSDは「前半戦が終わったら、彼(香川)と話をすることにしている。彼の不満は理解できる」とコメント。シュツットガルトやセビージャからの関心が伝えられる香川について「彼があれこれ考えるのも、当然のことだ。そうでなければ問題だ」と述べた。
「シュポルト・ビルト」はこれを受け、「ツォルクは良いオファーがあれば移籍の邪魔をするつもりはない様子」と報道。「カガワ自身がスペイン移籍という考えを抱いており、今冬の移籍もあり得る」と綴っている。
ドルトムントとの契約は2020年6月30日までとなっている香川。来年1月の移籍市場で、通算6シーズン半を過ごしたクラブに別れを告げることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)