レアルMFイスコを巡り三つのビッグクラブが争奪戦か 今冬に移籍が具体化の可能性も
ソラーリ新体制で出場機会減のイスコ ユベントス、シティ、チェルシーが獲得狙う
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコが、今冬の移籍市場で注目銘柄になりそうな情勢となっている。英紙「デイリー・エクスプレス」は、イタリア、イングランドのビッグクラブによる争奪戦を報じている。
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イスコは今季フレン・ロペテギ新監督の下で新たな船出を切ったレアルでポジションを争う立場ではあったものの、今季リーグ戦9試合に出場し、負傷離脱3試合を考慮すれば多くの試合で起用されてきた。しかし、ロペテギ監督の解任後、サンティアゴ・ソラーリ監督が受け継いでからは目に見えて出場機会が減っている。
そうしたなかでイスコの獲得を狙っているのは、数年来にわたって獲得に乗り出しているとの報道が絶えないユベントスに加え、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティ、マウリツィオ・サッリ監督が獲得を熱望するチェルシーの3クラブだという。
移籍情報サイト「transfermarkt」によると、イスコの契約は2022年6月まで残り、市場価値も9000万ユーロ(約116億円)と高額銘柄なのは間違いない。しかし、26歳とキャリアの最盛期を迎えようというプレーメーカーは争奪戦の対象になっている。
ユベントスには昨季までチームメートのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが前線にいるものの中盤に負傷者が多く、シティはグアルディオラ監督による魅力的なサッカーを展開。チェルシーでは元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが流出という噂もあり、それぞれにイスコを獲得した場合には生かしどころがありそうだ。
移籍市場の開く時期が訪れるたびにレアルからの退団が俎上に上がるイスコだが、今冬には移籍の動きが具体化することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)