暴動で二度延期の南米王者決定戦、異例の海外開催決定 12月9日にレアル本拠地で実施
騒動のきっかけとなったリーベルに対し、罰金とホームゲーム2試合の無観客試合処分
2度に渡って延期されていた南米王者決定戦、コパ・リベルタドーレスの決勝第2戦リーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズは、レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウでの海外開催となることが決定した。騒動の引き金となったファンの暴動の影響で、リーベルには罰金とホームゲーム2試合の無観客試合という処分が下された。
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リーベルとボカというアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで人気を二分する両クラブよる「スーペルクラシコ」は100年以上もの歴史があり、世界で最も熱いダービーマッチの一つ。しかし、同決勝では興奮が悪い方向へ向かってしまった。
ボカのホームで行われた第1戦は2-2で引き分け。そして迎えた第2戦の前にリーベルサポーターが暴徒化。ボカのチームバスに石が投げつけられるなどし、負傷者が出る大騒動となった。試合は2日続けて延期となった。
カタールなどの海外開催が協議されるなか、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は現地時間29日にスペインのマドリードにあるサンティアゴ・ベルナベウでの開催を決定した。南米一を決める大一番が欧州王者レアルの本拠地スタジアムで行われる異例の事態となった。現地時間12月9日の午後8時30分(日本時間10日午前4時30分)キックオフとなる。
また、CONMEBOLはファンが騒動のきっかけとなったリーベルに対しては、40万ドル(約4500万円)の罰金とホームゲーム2試合の無観客試合とする処分を発表した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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