北九州の40歳GK山岸範宏が現役引退を発表 18年のキャリアに幕「指導者として歩み始めたい」

GK山岸範宏が現役引退を発表した【写真:Getty Images】
GK山岸範宏が現役引退を発表した【写真:Getty Images】

40歳のGK山岸が引退を決断 「ただがむしゃらに努力を続けた結果が今の自分を創った」

 J3ギラヴァンツ北九州は30日、GK山岸範宏が今季限りで現役を引退すると発表した。

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 現在40歳の山岸は2001年に浦和レッズに加入。2002年にJリーグデビューを果たすと、2006年のJ1優勝や2007年のAFCチャンピオンズリーグ優勝を経験した。2014年夏まで在籍し、J2モンテディオ山形へ移籍。同年の昇格プレーオフ準決勝のジュビロ磐田戦では、後半アディショナルタイムにCKから頭で合わせてプロ初ゴールをマークするなどJ1復帰に貢献した。J1通算171試合、J2通算65試合、J3通算22試合だった。

 2017年から北九州でプレーを続けていた山岸は公式サイトを通じて、「思い通りの結果を掴めた経験よりも悔しい思いを味わったことの方が多かった」と振り返った一方、「その悔しさをエネルギーに変え、ただがむしゃらに努力を続けた結果が今の自分を創ってくれた」と語っている。また今後については「ゴールキーパーの育成、サッカーの発展に携わっていけるよう指導者としての道を歩み始めたいと考えております」と引退後の進路について明かしている。

「プロサッカー選手として18年間を過ごす事が出来ました。本当にありがとうございました」とコメントした山岸。2日のJ3第34節福島ユナイテッドFC戦終了後、ピッチ上で引退セレモニーを行い、同日に引退会見を予定されている。

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