手玉に取られたアトレチコDFフィリペ・ルイスにとっては「地獄の瞬間」

　週が明けても、その余韻は収まっていない。英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は「リオネル・メッシの“不可能な股抜き”のスローモーションバージョン」と題して特集。左足でボールをコントロールしながらヒールでフリックし、フィリペ・ルイスの横を反転する様子を改めて紹介し、「スポーツでは『どうしてそんなことができるのか』という瞬間がある。相手にとっては地獄の瞬間だ。フィリペ・ルイスは恥ずかしがっていたが、スローモーションで実際に何が起こっていたかを示している。一連の動きは正直ヤバい」と触れている。また、英メディア「ドリームチーム」も同様の企画でメッシを「トリックの王」と称した。

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　メッシはこの衝撃のバックヒール股抜きの興奮冷めやらぬうちに、現地時間28日のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節PSV戦（2-1）で5人に囲まれながらゴールを奪取。希代のレフティーにとっては、どんなプレーも“簡単”なのかもしれない。