元英代表FWがマンU批判 ファンを取り戻すには「モウリーニョが変わらなければ…」
CL16強進出を決めるも、サットン氏はユナイテッドが挽回するには不十分と指摘
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でヤングボーイズに1-0と勝利を収め、16強進出を決めた。ところが、元イングランド代表FWクリス・サットン氏は英公共放送「BBC」で、この試合で勝利しても今季スタートからの低調なパフォーマンスを挽回することはできないと苦言を呈した。
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試合序盤から攻勢に出たユナイテッドだったが前半をスコアレスで折り返し、後半もなかなかネットを揺らすことはできなかった。しかし、後半アディショナルタイム、パワープレーでペナルティーエリア内に放り込まれたロングボールをベルギー代表FWロメル・ルカクが頭で落とすと、同代表MFマルアン・フェライニが右足を振り抜き、ゴール左隅へと流し込んだ。
負けた場合、決勝トーナメントへ進むにはバレンシアとのグループ最終戦で引き分け以上が必須となり、相当なプレッシャーを背負うことが予想されていたユナイテッドだが、この勝利で1試合を残しての決勝トーナメント進出を確定させた。
ところが、かつてプレミアリーグなどで活躍したサットン氏は、たとえ試合で勝ったところで今季スタートから不振続きのユナイテッドが挽回するには不十分だとし、その試合内容を痛烈に批判している。
「ヤングボーイズ戦を見ていたけど、ユナイテッドは中盤で十分なクリエイティビティーが出せていたか? 答えは“ノー”だ。タイトルやトロフィー獲得への信念や団結力があったか? “ノー”だ。ジョゼ・モウリーニョ(監督)はチームのベストを引き出せていたか? “ノー”。選手は監督のために全力を尽くしているように見えたか? これも“ノー”だ。無事に決勝トーナメントに進めたとしても、彼らが優勝候補とは到底思えない。この大会のトップチームから見たら、ユナイテッドはずっと後ろにいる」