VAR支持のサウサンプトン監督も…ノーゴール判定に悔しさ露わ 「正当」「勝てるはずだった」
リーグカップ4回戦レスター戦、PK戦で敗れたサウサンプトンのヒューズ監督が持論
延期されていたイングランド・リーグカップ4回戦、レスター・シティ対サウサンプトンが現地時間27日に行われ、日本人選手が所属するクラブ同士の一戦はPK戦の末にレスターが勝利を収め、準々決勝へ駒を進めた。敗れたサウサンプトンのマーク・ヒューズ監督は「勝てるはずの試合だった」と試合後にコメントしている。英紙「Leicestershire Live」が伝えた。
この試合はレスターのヴィチャイス・リヴァッダナプラバ会長らが亡くなったヘリコプター墜落事故の影響で延期となっていた。サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は先発フル出場し、レスターFW岡崎慎司は後半16分から途中出場した。
互いにゴールを奪えない試合展開のなか、後半37分にサウサンプトンMFスティーブン・デイビスのシュートがゴールネットを揺らした。しかし、直前のプレーでMFネイサン・レドモンドにハンドがあったとVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で判定されてゴールは認められず。スコアレスのまま試合は延長戦に突入し、PKスコア6-5でレスターに軍配が上がった。
ヒューズ監督は試合後、「長い間、私はVARを支持してきた。審判には助けが必要だと思う。ここ数週間、我々は(VARを)要求し、そして導入されたのでそこまで文句は言えないが……」と前置きしたうえで、この試合でのノーゴール判定について次のように述べている。
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