ベンゲル氏、バイエルンで監督業復帰の噂も… クラブSDが接触否定「100%ない」
コバチ新監督の下、リーグ戦12試合で6勝3分3敗の5位と苦戦
元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏は、ブンデスリーガ王者バイエルンでの監督業復帰が噂されているが、同クラブのスポーツディレクター(SD)であるハサン・サリハミジッチ氏がこれを完全否定した。
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今季からニコ・コバチ新監督が就任したバイエルンは開幕12試合を消化して5位(6勝3分3敗)。現地時間24日のリーグ第12節はFW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフと3-3で引き分け、タイトル争いのライバルである首位ドルトムントとは勝ち点9差に広がった。降格圏に沈む相手に勝てなかっただけでなく、2-0のリードを守り切れなかったとあって、コバチ監督には厳しい目が向けられている。
そんななか、22年間率いたアーセナルを昨季限りで退任した名将は、「キャリアの最後をタイトルで飾れるようなクラブ、トップレベルで戦えるようなクラブからのオファーに強い関心を抱いている」と報じられ、バイエルンでの監督業復帰に関心を示していると伝えられていた。
ところが、バイエルンSDのサリハミジッチ氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版のインタビューで、「アーセン・ベンゲル氏に接触したことは、100パーセントない。(リーグ戦次節が行われる)ブレーメンへニコ・コバチ監督と赴き、そして勝つ」と述べ、この報道を真っ向から否定した。
さらに、5-1で大勝を収めた27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でベンフィカ戦を、「90分間、継続してプレーに集中することができていない時もあったが、(ベンフィカ戦では)非常に良くできていた」と振り返り、上向きつつあるチーム状態に対して一定の評価を与えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)