アザールの素直な思い 「僕はメッシやC・ロナウドにはなれない」
アザールが語る「欠如しているもの」
アザールは自分の中に、彼らのようなゴールへの執着が欠落していると分析している。ロナウドはゴールへの壮絶な執着と決定力を見せ る。昨季公式戦54試合61得点を決めた。レアルでの7年間で313ゴールをたたき出している。一方、チャンスメーカーとしても比類なき存在のメッシは昨季58得点を記録し、3冠達成に貢献している。
しかし、アザールには数字へのこだわりがないという。
「他の選手のように記録を求めていないんだ。シーズン15ゴールから20ゴール決めることができれば、僕はそれで幸せなんだ。僕はキャリアのピークにいるけれど、毎日向上したいと願っている。まだその(メッシやロナウドの)域ではないね」
チームの勝利こそが目標。どこまでも謙虚なアザールは、メッシ、ロナウドの高みを目指し、一歩一歩成長していくつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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