ブラジル代表FWフィルミーノが披露した華麗なボールコントロールをクラブ公式が公開

　リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、現地時間24日のプレミアリーグ第13節ワトフォード戦（3-0）で巧みなボールコントロールから完璧すぎる股抜きを披露。クラブ公式インスタグラムがその瞬間を収めた動画を公開すると、「真の天才が現れた」「度肝を抜くスキル」とファンから多くの反響を呼んでいる。

　リーグ戦で無敗（10勝3分）をキープするリバプールはワトフォード戦でも、エースであるエジプト代表FWモハメド・サラーの先制弾をきっかけに計3ゴールで快勝を収めたが、後半44分にチーム3点目を奪ったフィルミーノが魅せたのはゴールだけではなかった。

　0-0で迎えた後半17分にリバプールが右サイドから攻撃を仕掛けた場面、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムからバックパスを受けたフィルミーノは、即座にワトフォードの選手二人に囲まれる。しかし、相手を背負いながら足裏でボールをコントロールしつつ、体を反転させると同時に右足かかとでマーカーの股下を破り、マークを振り切ってみせた。

　リバプール公式インスタグラムは、「フィルミーノから新たなノールックバックヒール股抜き」と綴って動画を公開すると、「プレミアでナンバーワンの背番号9番だ」「真の天才が現れた」「我々はどれほど才能のある選手を持っているんだ」「度肝を抜くスキルが炸裂した」「フィルミーノこそ一流の存在だ」とファンから驚きのコメントが寄せられた。

　今季はサラーが1トップに入り、トップ下での出場が増えたフィルミーノだが、チャンスメイクや献身性はもちろんのこと、華麗な“ノールックスキル”も健在のようだ。