「TVゲームのよう」 C・ロナウド、細かいステップから“シュート性アシスト”を現地絶賛
マンジュキッチが決勝弾、バレンシア戦1-0勝利のユベントスがCL16強進出決定
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージH組の第5節、バレンシア戦で元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの決勝ゴールをアシスト。ユベントス専門のニュースサイト「トゥットユーベ・コム」では「TVゲームのように複雑なプレー」と称えた。
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ユベントスは前半のチャンスを生かせず、逆にハーフタイム突入直前にはコーナーキックからの強烈なヘディングシュートをポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーのスーパーセーブに救われて後半へ。そして同14分にロナウドがペナルティーエリア内の左サイドから細かいステップで縦に突破すると、シュート性のクロスをマンジュキッチが押し込んで決勝点とした。
ロナウドをチームトップタイの採点「7点」とした同メディアは「前半は最も危険な存在、後半は何もないところからゴールを発明した。ユベントスではアシストマンとしての顔も持ち、そして素晴らしいアシストだった。後半36分にはマンジュキッチに二つ目のアシストかという場面もあった。常にチケット料金を上回り、TVゲームのように複雑なプレーを見せる」と絶賛した。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」と同サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、ともにロナウドを「6.5点」と採点し、前半のプレーが低調だったことを指摘した一方、アシストについては称賛。どちらもチーム最高点をシュチェスニーに与え、ハーフタイム前のセービングを「1得点以上の価値がある」と評した。
ユベントスはこの勝利で勝ち点を12に伸ばして2位以内を確定させて決勝トーナメント進出を決めた。昨季までレアル・マドリードでCL3連覇のロナウドは、1996年以来の欧州王者奪還を目指すイタリア王者とともに、個人としては4連覇を果たすべく第一関門を突破した。