バイエルンのコバチ監督が解任を予期!? ロッカーで“選手批判”の事実を独メディア報道

バイエルンを率いるコバチ監督【写真:Getty Images】
バイエルンを率いるコバチ監督【写真:Getty Images】

「ビルト」紙が関係者情報として、デュッセルドルフ戦後に苛立ちを見せていたと伝える

 バイエルンのニコ・コバチ監督は、成績不振や選手との関係悪化から退任の可能性が報じられていたが、自ら選手に“別れ”を告げた可能性が浮上した。ドイツ紙「ビルト」の情報を、ドイツメディア「sport.de」が伝えている。

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 今季ブンデスリーガ12試合を戦って6勝3分3敗、勝ち点21で5位に沈むバイエルン。現地時間3日のフライブルク戦に1-1で引き分けると、続くドルトムントとのライバル対決で2-3と敗れ、さらには降格圏に沈むデュッセルドルフに2点差を追い付かれて3-3でドローと11月はリーグ戦未勝利が決定。首位ドルトムントに勝ち点9差をつけられている。

 コバチ監督を巡ってはこれまでも解任論がメディアを賑わせてきたが、不甲斐ない戦いを見せたデュッセルドルフ戦後に報道が過熱。元アーセナル指揮官のアーセン・ベンゲル氏、元レアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダン氏、元チェルシー指揮官アントニオ・コンテ氏など、錚々たる顔ぶれが後任候補と噂されている。

「ビルト」紙が内部事情に詳しい人物の情報として伝えたところによると、コバチ監督はデュッセルドルフ戦後のチームミーティングで、“ドイツ流の自己満足感”を批判。加えて、独りよがりの行動を取り、指揮官の決定をたびたび疑問視する選手が多いと非難の言葉を発するなど、苛立ちを見せていたという。

 また、もしかしたら自分は直に解任されるかもしれないと語り、「その前にまだやりたいことがある」と話した旨にも記事では触れている。

 現地時間27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節のベンフィカ戦が去就を決める一戦になるとも言われるなか、前日会見では選手との関係は「極めて良好」と不仲説を一蹴したコバチ監督。果たして、バイエルンの監督騒動は最終的にどのような結末を迎えるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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