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元イタリア代表FW、癌との闘病経験を告白 順調な回復強調「野獣のような肉体を…」
かつてユベントスなどで活躍したヴィアリ氏、伊紙インタビューで語る
元イタリア代表FWジャンルカ・ヴィアリ氏が、1年間にわたって癌との闘病生活を送っていたことを告白した。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」のインタビューに応じたもの。
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ヴィアリ氏はイタリアで自身にとって2冊目の著書を発売するが、その一説に癌の告白があるのだという。著書に対するインタビューの中で、自然と話題はそのことに向いた。54歳になったヴィアリ氏は、「もしそうならなければ、それに越したことはなかったが、一つの勇気を持って学ばなければいけない人生におけるステップだと考えた」と話している。
治療は8カ月間の化学的なものと、6週間の放射線療法だったとしている。それについて「上手く順応できている」と話したヴィアリ氏は、「この1年間で、私は野獣のような肉体を取り戻しつつあるよ」と、現役時代にパワフルさを武器にゴールを量産したストライカーだったことを引き合いに、順調な回復を強調した。
これまで明かしてこなかった癌との闘病生活を著書で明らかにした理由について、「まだ、この試合がどのような終わりを迎えるか分からない」と話し、自身の人生観を交えてこのように話している。
「私たちは、その思考によって形作られている。大事なのは勝利することではなく、どうすれば勝利できるかと考えることだ。人生は何かが起こること10%と、それにどう対処するかの90%で構成されている。私のストーリーが、今まさに何かが起こっている人を正しい道に導くものになることを願っている」
ヴィアリ氏はユベントス時代にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、プレミアリーグのチェルシーでも活躍した。癌との闘病生活を送ったことを明らかにしたストライカーには、「試合」と表現した病魔との戦いを制してほしいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)