ユーベ英雄デル・ピエロ、新エースのC・ロナウドを称賛 「勝者のメンタリティーの持ち主」
直近10試合で9ゴールの主砲に賛辞「素晴らしい効果性を見せている」
かつてユベントスのエースとして活躍した元イタリア代表の“ファンタジスタ”、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、今季レアル・マドリードから加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて「勝者のメンタリティーの持ち主だ」と称賛している。イタリアのテレビ番組「ティキ・タカ」に出演して語った。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
デル・ピエロ氏は長らく10番を背負ってユベントスのエースとして活躍し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やトヨタカップの優勝を経験している。クラブの歴史においてまさしくレジェンドと呼べる存在だが、ロナウドについては賛辞を惜しまなかった。
「ユベントスというクラブは勝者のメンタリティーの持ち主だと言える。クリスティアーノ・ロナウドは、すでに実績のあるシステムの一部として上手く順応できていると言える。そして、彼もまた勝者のメンタリティーの持ち主だ。その生き方やプレースタイルを変えることなどできない。彼はすでに素晴らしい効果性を見せているし、知性を表現している」
ロナウドは加入直後のリーグ開幕3試合こそノーゴールだったが、その後の10試合で9ゴール。得点ランキングのトップタイまで浮上した。さらには、現地メディアで報じられたクロス数の増加やアシストに回るプレーなど、早くもユベントスの攻撃陣のなかで中心的な存在としての地位を確立している。
デル・ピエロ氏はユベントスについて、「足りないものはCLの優勝だけだ。(決勝進出した)2度のチャンスを逃したと言える。ずっと良いプレーを続けていて、結果も出し続けているからね」と話し、自身が所属した1996年以来となる欧州王者のタイトルを奪還することこそが最大の成功だとした。
カルチョ・ポリ事件の余波でセリエBに降格した際にもチームに留まり、エースとして活躍し続けたレジェンドの太鼓判を押されたロナウドは、ユベントスを欧州の頂点に導き“CL優勝請負人”としての存在を見せつけることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)