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フローニンゲン堂安、絶妙“バックヒールターン”に反響 「魔法使い」「スキルボーイ」
対峙したフェイエノールトのDFマラシアを鮮やかなテクニックで翻弄
オランダ1部フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、ダニー・バイス監督から「ロビン・ファン・ペルシーと同等のレベル」と称賛されるなど、日を追うごとに評価を高めている。クラブ公式インスタグラムは、現地時間25日のエールディビジ第13節フェイエノールト戦(0-1)で見せた華麗な反転ドリブルの動画を公開すると、「魔法使い」「スキルボーイ」と感嘆の声が上がっている。
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日本代表の11月シリーズ(16日ベネズエラ戦、20日キルギス戦)を終えてオランダに戻った堂安は、25日のフェイエノールト戦で開幕から13試合連続のスタメン出場。得意とする右サイドハーフのポジションに入った。
前半7分に先制を許すなか、堂安は同25分に敵陣のアタッキングサードでボールをもらい、モロッコ代表FWミムン・マヒに縦パス。コンビネーションからペナルティーエリア内右でリターンを受けると、切り返しでマーカーを鮮やかにかわし、フィニッシュに持ち込んだ。シュートは相手GKに当たって右ポストに弾かれて同点ゴールとはならず、チームも0-1で敗れたが、堂安は強豪フェイエノールト相手にも互角に渡り合った。
フローニンゲン公式インスタグラムは27日に「#skills」とハッシュタグを付けて、フェイエノールト戦のワンシーンを収めた動画を投稿。ボランチのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFサミール・メミシェヴィッチが右サイドに展開した先に待ち構えた堂安は、相手背にした状態のまま、ボールを左足ヒールで敵陣方向に叩くと、鋭く反転してタッチライン際をドリブルで駆け上がった。これには、同世代であるフェイエノールトのオランダ人DFタイレル・マラシアも後手を踏まざるを得なかった。
投稿のコメント欄では、「魔法使い」「1000万ユーロ以上の価値」「スキルボーイ」と海外ファンが興奮。堂安もクラブの公開した動画を自身のインスタグラムに引用すると、「ベストプレーヤー」「美しい」と称賛を受けたほか、日本のファンも「うますぎっ」「えぐい!!!!!」と感嘆の声を上げていた。
試合後には、バイス監督がオランダの英雄FWロビン・ファン・ペルシーと「同等のレベル」と語るなど、“堂安評”はまさに右肩上がりで上昇している。