「1000回やってもできない」 メッシが見せた“魔法のフリック股抜き”が反響拡大
アトレチコのブラジル代表DFフェリペ・ルイスを置き去りにした華麗な技術に脚光
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、現地時間24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第13節アトレチコ・マドリード戦(1-1)で見せた華麗なテクニックの反響が拡大している。マーカーを翻弄した巧みなドリブルに海外メディアも「驚くべき魔法の瞬間」「1000回やってもできない」と称賛している。
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メッシは10月20日のリーグ第9節セビージャ戦(4-2)で右腕を骨折。全治3週間の診断を受けて2試合を欠場し、11月11日の第12節ベティス戦(3-4)で復帰した。アトレチコとの一戦が戦列に戻って2試合目となったが、本来のキレを取り戻しつつあるようだ。
0-0で迎えた前半21分、バルセロナはフランス代表DFサムエル・ウムティティが、インターセプトして前線へキック。メッシは右サイドのタッチライン際で頭で一度弾くとプレッシャーをかけにきたアトレチコのブラジル代表DFフィリペ・ルイスを腕でガードしながら、落ちてきたボールを左足でフリック。股下を抜くと同時に自身もくるりと反転して相手を置き去りにした。
その後、味方とのワンツーでサイドを駆け上がったプレーはゴールチャンスには結びつかなかったものの、華麗なフリック股抜きは世界中の注目の的になっている。
オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game SBS」は、「リオネル・メッシは驚くべき魔法の瞬間でサッカー界を震撼させた」と動画付きで紹介。スペイン地元紙「AS」は「たとえ1000回やってもできない」とその難易度の高さを表現した。さらに、オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」が「メッシへの守備は世界で最も難しいことの一つ」と伝えれば、海外スポーツメディア「BeSoccer」も「全てのファンを魅了した」と報じ、その反響は世界に拡大している。