堂安律は「ファン・ペルシーに匹敵」 フローニンゲン監督がスケールの大きさ称賛

フローニンゲンのMF堂安(左)、フェイエノールトのFWファン・ペルシー(右)【写真:Getty Images】
フローニンゲンのMF堂安(左)、フェイエノールトのFWファン・ペルシー(右)【写真:Getty Images】

フェイエノールト相手に奮闘し、バイス監督はファン・ペルシーやワイナルドゥムと比較

 オランダ1部フローニンゲンは現地時間25日、エールディビジ第13節フェイエノールト戦で0-1と敗れた。日本代表MF堂安律はバー直撃の一撃を放つなど、黒星を喫しながらオランダメディア選出の「マン・オブ・ザ・マッチ」に名を連ねたが、ダニー・バイス監督も「ロビン・ファン・ペルシーと同等のレベル」とオランダのレジェンドの一人を引き合いに出して称賛した。

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 日本代表の11月シリーズ(16日ベネズエラ戦、20日キルギス戦)を終えてオランダに戻った堂安は、25日のフェイエノールト戦で開幕から13試合連続のスタメン出場。得意とする右サイドハーフのポジションに入った。

 前半7分に先制を許すなか、同25分に堂安が魅せる。敵陣のアタッキングサードでボールをもらい、モロッコ代表FWミムン・マヒに縦パス。コンビネーションからペナルティーエリア内右でリターンを受けると、切り返しでマーカーを鮮やかにかわし、フィニッシュに持ち込んだ。シュートは相手GKに当たって右ポストに弾かれ、同点ゴールならず。その後も最後までフェイエノールトの守備を打ち破れないまま、0-1でタイムアップを迎えた。

 堂安の連続ゴール、チームの連勝ともに「2」でストップしたが、オランダ紙「アルフメーン・ダッハブラット紙」は、選手採点で両チーム最高の「7点」を与え、「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出した。“ピッチ上のベストプレーヤー”という評価は、バイス監督も同様のようだ。オランダ紙「テレグラーフ」は、指揮官のコメントを紹介している。

「ドウアンはロビン・ファン・ペルシーとジョルジニオ・ワイナルドゥムに匹敵するレベル。今後数カ月でさらに価値が上がるだろう。彼はまだ20歳で、日本代表で結果を残し、来年1月のアジアカップに出場するはずだ」

 バイス監督は対戦したフェイエノールトに所属し、2014年のブラジル・ワールドカップにはオランダ代表の主将として出場したFWロビン・ファン・ペルシー、リバプールの主力として活躍するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムと同等だと称えた。すでに堂安のスケールの大きさは、日本以外から見ても世界レベルと言えそうだ。

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