鎌田大地、“ボール一個分”の超絶弾! 海外絶賛「小さな穴を通した」「全ての人を驚かせた」
シント=トロイデンが4-2で勝利、鎌田が得点ランク4位タイの今季9ゴール目
日本代表DF冨安健洋とMF鎌田大地が所属するベルギー1部のシント=トロイデンは、現地時間25日のリーグ第16節アンデルレヒト戦で4-2と勝利した。冨安が移籍後初ゴールを決めた一方、鎌田がボール一個分の隙間を射抜く超絶シュートを叩き込み、地元メディアが絶賛している。
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シント=トロイデンの日本代表MF遠藤航はベンチスタートとなった一方、アンデルレヒトのMF森岡亮太はベンチ外。冨安と鎌田は先発出場した一戦は、前半8分にシント=トロイデンが先制。しかし前半に追いつかれ、後半7分に逆転される展開となった。
そんな劣勢で存在感を放ったのは日本人コンビ。同17分、右CKを獲得したシント=トロイデンは、ショートコーナーからクロスを供給。シュートのこぼれ球に冨安が反応し、同点ゴールを流し込んだ。そして4分後の同21分、カウンターから相手ゴールに迫ると、ペナルティーエリア左でボールを受けた鎌田は、中央にパスを入れるような素振りを見せつつ、角度のない場所から右足を一閃。相手DF二人の足元を射抜き、さらにニアサイドに構えていた相手GKの脇を通す圧巻の一撃を決めた。
シント=トロイデンは終了間際にも1点を追加し、最終的に4-2と勝利。ベルギーメディア「voetbalkrant」は「カマダは小さな穴にボールを通し、すべての人を驚かせた」と報じれば、セルビアメディア「mozzartsport」も高難度のシュートを放った鎌田を「サムライ」と称賛している。
鎌田は今季10試合目の出場でチーム最多の9ゴール目をマークし、得点ランキングでもリーグ4位タイ。22歳の若武者が、ベルギーで日に日に存在感を高めている。