清水GKを投げた神戸ウェリントンがSNS更新 怒りの形相から一転、一発目の投稿は…

神戸FWウェリントン【写真:Getty Images】
神戸FWウェリントン【写真:Getty Images】

清水戦から一夜明け、神戸の同僚FWポドルスキとの2ショット写真を投稿

 ヴィッセル神戸は24日、J1第33節の清水エスパルス戦で3-3と引き分けた。後半アディショナルタイムが19分間も設けられる珍しい展開となり、終了間際には両チームの選手やスタッフが入り乱れる乱闘騒ぎも勃発。清水GK六反勇治を投げ飛ばす衝撃行動を見せた神戸FWウェリントンが、一夜明けた25日に自身の公式インスタグラムを更新。前日に見せた鬼の形相から一転、柔和な笑みを浮かべた2ショットを投稿している。

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 試合は白熱の展開となった。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの絶妙なループパスからMF藤田直之が豪快に決めて神戸が先制。その後、一時3-1とリードを広げるも、後半42分にFWドウグラスに決められて1点差になると、後半アディショナルタイム14分に与えたCKから攻撃参加した清水GK六反にヘディングシュートを叩き込まれた。

 同点に追いつかれた直後、清水MF石毛秀樹に対してウェリントンが体を激しくぶつけるタックルをお見舞い。それを発端にウェリントンが相手ベンチと言い合いになり、両軍の乱闘騒動に発展した。事態は一度収束したが、直後に退場処分を言い渡されたウェリントンが判定に激高し、仲裁に入った六反を投げ飛ばすシーンも見られた。

 怒りを露わにしていたウェリントンは興奮冷めやらぬ状態のままピッチを後にしたが、一夜明けた25日に自身の公式インスタグラムを更新。前日の試合内容に関しては触れず、共闘するポドルスキとの2ショットを投稿し、次のように綴っている。

「世界チャンピオンの選手と一緒にプレーする機会があるのは、とても幸運なことだ。 誰もがこの素晴らしい機会を持てるわけではない。こうしたチャンスがあることがすごく嬉しい」

 2014年ブラジル・ワールドカップで、ドイツ代表の一員として世界王者となったポドルスキとの共闘を喜ぶコメントを記している。返信欄では「がんばれ!ウェリ!」「神戸サポにとっても大切な仲間です」「お疲れさまでした」というファンのコメントが並んだ。

 清水戦で退場処分を受けたウェリントンは12月1日の最終節ベガルタ仙台戦で出場停止となり、今季の戦いを一足早く終えた形となったなか、来季に向けた去就が注目される。

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