バイエルン公式、宇佐美貴史の“唯一”映像を公開 「タカシのゴールをまだ覚えているか?」
バイエルン公式ツイッター、7年前に決めた宇佐美の貴重なゴール映像を投稿
MF宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフは24日、リーグ第12節でバイエルンと対戦し、敵地で3-3と引き分けた。先発出場した宇佐美は左サイドで攻撃の起点となり、後半25分までプレーしたが、バイエルン公式ツイッターでは「唯一決めたゴールを覚えているか?」と綴り、かつて所属した宇佐美のゴール動画を紹介している。
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古巣バイエルン戦で左サイドハーフに入った宇佐美は序盤から攻撃に絡んだ一方、前半17分、同20分と連続失点。しかし、前半終了間際にFWドディ・ルケバキオが1点を返すと、1-3で迎えた後半32分と同アディショナルタイムにルケバキオがゴール。ハットトリックを達成し、土壇場で同点に追いつく劇的な展開となった。
そんな一戦にあたって、バイエルン公式ツイッターでは1本の動画を公開。2011年夏から1年間バイエルンに所属した宇佐美のゴール映像だった。当時、熾烈なポジション争いによって出場機会を得られなかった宇佐美は、公式戦4試合1ゴールに終わり、翌シーズンはホッフェンハイムへ期限付き移籍した。
バイエルンが投稿したのは、2011年10月26日のDFBポカール2回戦 FCインゴルシュタット戦(6-0)のワンシーンだ。右サイドでボールを持った宇佐美が味方とのワンツーで局面を打開。相手のスライディングタックルもドリブルでかわすと、そのままエリア内に進入し、右足を一閃。相手GKの前でわずかに曲がる低弾道の一撃を左サイドに突き刺した。
宇佐美にとって移籍後初ゴールだったが、バイエルン公式は「古い知人をアリアンツ・アレーナで迎える。バイエルンのユニフォームを着てタカシ・ウサミが決めた唯一のゴールをまだ覚えているか?」と綴っている。
バイエルン在籍期間は短かった宇佐美だが、そのゴールは海外で第一歩を踏み出す貴重な一撃となった。