鳥栖FWトーレスの値千金の決勝弾に母国スペイン記者も熱狂 「アイドルだ」
トーレスが今季リーグ3点目、横浜FMを2-1で破りJ1残留へ前進
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは24日に行われたJ1第33節の横浜F・マリノス戦で決勝ゴールをマークし、2-1の逆転勝利に貢献した。チームを救う一撃に母国スペインの記者も注目している。
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15位に位置する鳥栖は、14位湘南ベルマーレ、16位名古屋グランパスと勝ち点37で並んでいる状況下で、この一戦を迎えた。この日もキャプテンマークを巻き、先発で2トップの一角に入ったトーレスは、残留の命運を分ける重要な一戦でストライカーの実力を見せつけた。
1-1で迎えた後半33分、途中出場の元日本代表FW金崎夢生のパスに反応したトーレスが、ペナルティーエリア手前で右足アウトサイドによる華麗な切り返しを見せ、相手DFを振り切ると、そのまま右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートはゴール左隅に吸い込まれ、今季リーグ3得点目となる値千金の決勝弾となった。試合はこのまま2-1で終了し、貴重な勝ち点3を獲得した。
この活躍を受け、スペイン紙「AS」の記者を務めるアリツ・ガビロンド氏は自身の公式ツイッターに「フェルナンド・トーレスが鳥栖で(自動)降格を回避する決定的なゴールをマーク。アイドルだ」と、母国の誇るフィニッシャーを称えるメッセージを投稿している。
鳥栖は勝ち点40で15位を死守して最終節を迎える。残留争いを演じる湘南と名古屋も同日に勝利を収めており、依然としてJ2との入れ替え戦に回る16位の可能性は残るなか、トーレスが救世主となるだろうか。
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