現役中に叶うか? 「クラブ買収」と「大会新設」――バルサDFピケが語る二つの夢
「二つのプロジェクトに向けて働きかけている」と明かしたピケ
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは世界屈指のセンターバックであるとともに、SNS上やピッチ外での政治的発言などサッカー以外の部分でも注目を集める存在だ。そんなピケがフランスの「レキップ」紙で壮大な夢を語っている。
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スペイン紙「AS」が引用する形で伝えたところによると、ピケの中にある構想は二つ。それはクラブ買収とサッカー大会の新設だという。
「僕らは二つのプロジェクトに向けて働きかけているところだ。まず一つ目はクラブを買収すること。申し訳ないんだけど、それについて、これ以上深くは話せない。もう一つは新たなるフットボールの大会を作り出す、もしくは既に存在する大会を有効活用することだ。これもまた深くは話せないけどね。とにかく二つとも素晴らしいプロジェクトだ」
クラブ買収といえば今年、元ブラジル代表FWロナウドがリーガ・エスパニョーラのバジャドリードを買収したことが話題になった。クラブ経営にも興味があると言われているピケなら考えつきそうなところかもしれないが、驚くべきは大会の新設だろう。ラリー・エリソンというアメリカ人ビジネスマンの力を借り、「David Cup」という名称による投資と関係者の意欲について、このように話している。
「彼らは自信を持っているよ。だけど僕らはお金の話をしたくはない。この大会は唯一無二だ。なぜなら選手だけでなく国、国旗、国歌をも巻き込んだものだからね」
国レベルの部分にまで言及しているが、「この大会は決して“ピケ・カップ”にはならない」とワンマンで進めているのではないとも強調している。
果たして現役選手であるうちに、このビッグプロジェクトは本格的に動き出すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)