“問題児”デンベレ、GK股抜きの劇的同点弾! バルサ監督も絶賛「偉大な才能」
強豪アトレチコ相手に敗色濃厚のなか、後半45分に起死回生の一撃で連敗回避
連敗寸前のバルセロナを救ったのは、問題児扱いのフランス代表FWウスマン・デンベレだった。現地時間24日にリーガ・エスパニョーラ第13節アトレチコ・マドリードとの強豪対決が行われ、1-1のドローで両者勝ち点1を分け合った。バルサは土壇場の後半45分にデンベレが同点ゴールを決めて辛くも引き分けに持ち込んだが、殊勲のデンベレをエルネスト・バルベルデ監督が絶賛したとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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アトレチコの本拠地ワンダ・メトロポリターノでキックオフされた一戦。ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコは、前線にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとスペイン代表FWジエゴ・コスタ、バルサはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにウルグアイ代表FWルイス・スアレスとワールドクラスの選手が並んだが、試合は膠着した展開となった。
それでも後半32分、CKからの流れでグリーズマンが挙げたクロスをコスタが頭で叩き込む。エースの今季初ゴールによって、アトレチコは逃げ切り態勢に入ったかに見えた。しかし、その状況を打開したのはデンベレだった。
失点後の同35分にピッチに送り出されたデンベレにチャンスが訪れたのは、アディショナルタイムに入る寸前の同45分のこと。左サイドの展開から中央でメッシがボールを受けると、マーカーを引きつけて右サイドにパス。ここでフリーとなったデンベレがワンフェイントを入れてから左足シュート。これがGKヤン・オブラクの股下を抜き値千金の同点弾となった。
前節ベティス戦(3-4)に続く敗戦をすんでのところで逃れたバルサ。これにはバルベルデ監督もデンベレを手放しで称賛した。
「彼は偉大な選手で、多くの可能性を持っている。ゴールだって決められるし、それを証明してくれた」