大会直前に就任した池田監督「悔しさをバネに日々の成長につなげてほしい」

　大会直前に楠瀬直木前監督に不祥事が発覚し、急きょチームを率いた池田監督は「勝負ですので、1点の重み、警戒していたセットプレー、ワールドカップでの戦い方は次の戦いに向けた経験にして欲しい。（試合後には）このワールドカップの厳しい戦いや1点の重みの話をした。悔しさをバネに日々の成長につなげてほしい」と話した。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　また、PK失敗となった松田は涙をこらえられず、「自分がこのチームを引っ張っていくという責任がプレッシャーに出てしまって、本当に悔しいというか自分が情けない。この悔しさを忘れてはならないし、メンタルでも技術でもレベルアップしないといけない。このチームのキャプテンで良かったとは思っているけど、本当に情けないので、もう一度選ばれたら引っ張っていけるように周りを盛り上げていく選手にならないといけない」と声を振り絞った。

　過去5大会で3回の決勝進出を果たしてきたU-17女子W杯での日本だが、この世代はベスト8での敗退となった。U-20世代に進んでいく選手たちは、この悔しさを成長につなげていくことが求められそうだ。