J1残留争いの“ラスト1枠”、「勝ち点1」差で最終決戦へ 崖っぷち5チームの生還条件は?
自動降格2チームが確定した一方、プレーオフに回る16位争いは混沌
シーズンの佳境を迎えているJ1リーグは、24日に第33節の全9試合が行われ、残留争いの渦中にいるクラブが軒並み勝ち点3を拾い、柏レイソルの2009年以来3度目の降格が決まった。この結果、V・ファーレン長崎とともに自動降格の2クラブが決定。その一方で最終節まで混戦を極めるのが、プレーオフ行きとなる16位の座を巡る「最後の椅子」だ。その条件を整理してみたい。
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第33節の全9試合の結果は以下のとおりとなった。
仙台 0-3 鹿島
FC東京 0-2 川崎
湘南 2-1 浦和
清水 3-3 神戸
磐田 0-2 札幌
G大阪 2-1 長崎
C大阪 0-3 柏
広島 1-2 名古屋
鳥栖 2-1 横浜FM
前節終了時点で12位のヴィッセル神戸は、清水エスパルスを相手に後半アディショナルタイム14分に同点弾を叩き込まれた末に乱闘騒ぎとなるなど、大荒れの展開になったが、3-3の引き分けで勝ち点1を上積みし残留確定。同14位の湘南ベルマーレと同16位の名古屋グランパスは、それぞれ2-1で勝利。同15位の鳥栖も1-1と追いついた後の後半33分、FWフェルナンド・トーレスの値千金の勝ち越しゴールで勝ち点3を確保した。
これにより1試合を残した時点で、16位になる可能性がある12~16位の状況は、以下のように勝ち点「1」差の中に5チームがひしめく状況となった。
12位:横浜FM 勝ち点41(1)
13位:磐田 勝ち点41(-12)
14位:湘南 勝ち点40(-5)
15位:鳥栖 勝ち点40(-5)
<J1昇格プレーオフ決定戦へ>
16位:名古屋 勝ち点40(-7)
そして12月1日行われる最終節(すべて14時キックオフ)の、5チームが関係する対戦カードは以下のとおりとなっている。
鹿島vs鳥栖(カシマ)
横浜FMvsC大阪(日産ス)
川崎vs磐田(等々力)
名古屋vs湘南(パロ瑞穂)