バルサOBのシャビ、ネイマールの古巣帰還に否定的見解 「戻ってくるチャンスはゼロ」

ネイマールを高く評価するシャビだが将来を懸念 「彼はすべての才能を持っているが…」
元バルセロナのOBである元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)は、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が過去10年間に共有してきたフットボールの王座を継承する絶好の立場にいると信じていることを明かした。
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現在カタールのアル・サッドに所属するシャビは、スペインメディア「Cadena SER」の「’El Larguero」という番組に出演。そのなかのインタビューで「僕はネイマールが戻ってくることを見ることはできないと思う」とブラジル人アタッカーのカンプ・ノウ帰還に否定的な見解を示すと、ネイマールについて自身の考えを明かした。
「多くの報道で彼について読んだが、僕は彼がバルセロナに戻ってくるチャンスはゼロだと思う。僕にとっては、彼は一流のサッカー選手だ。もし彼が成熟して、ハードワークを続ければ、C・ロナウドとメッシに近づくことができるだろう。彼はピッチのリーダーであり、周りと絡むこともできるし、決定的な仕事ができるからね。ただ、それは彼への依存につながる。彼はすべての才能を持っているが、適切なメンタリティーを持っていなければ……」
またシャビはインタビュー内で今後のキャリアについて言及。コーチング業の抱負を語った。
「僕はサッカーが好きで、その一部を残す最善の方法は監督になることだ。今年はプレーをする最後の年になるだろうし、さようならを言う時だ。僕はコーチとして多くの時間を費やす必要がある。僕の計画はカタールで経験を積み、自分自身をテストするところから始まる。誰もがバルセロナでのコーチングを夢見ているが、今すぐにはしない。バルセロナを教えることは大きなことだからね」
ネイマールの将来を語りながら、一方で自身のキャリアに言及したシャビ。今後、彼はどんな監督になっていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)