モウリーニョが退団説浮上のサンチェスに言及 「出て行きたいと言われたことは…」
今季不振で先発わずか5回、指揮官と関係悪化の噂も…
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、今季ピッチ上で思うような結果を残せず出場機会を減らしている。今年1月の加入からわずか1年での退団も噂されるようになったが、ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼から出て行きたいと言われたことはないよ」と語り、背番号7の残留を主張している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
今年1月、サンチェスはアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードの形でアーセナルからユナイテッドへ移籍。クラブ伝統の背番号「7」を与えられるなど、大きな期待を背負った。
しかし、特に今季はリーグ戦出場9試合で先発はわずか5回。得点も「1」にとどまるなど、低調な出来に終始している。モウリーニョ監督との関係悪化も報道されるなどネガティブな話題が続いており、冬の移籍市場が近づくにつれて、退団も頻繁に取り沙汰されるようになった。
それでも、モウリーニョ監督はサンチェスが退団を望んでいないと考えているようだ。記者会見でこう語っている。
「私はそう(サンチェスが移籍すると)は思わない。なぜか。彼から出て行きたいと言われたことはないからだ。彼がここにいて幸せではないと言われたこともない」
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