マルディーニが共同オーナー

　イタリアのレジェンドが、アメリカで新たな挑戦をスタートさせる。元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタが、2016年から北米サッカーリーグ（2部相当）に参入するマイアミFCの監督に就任すると、正式に発表された。
　マイアミFCは、同じく元イタリア代表でミランのレジェンドであるパオロ・マルディーニ氏が共同オーナーを務める。2000年代前半に、ミランとイタリア代表で最強のDFラインを組んだタッグが、アメリカの地でも強固なコンビネーションを見せることになる。
 ネスタ氏は現役時代の当時、ミランを率いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督から「イタリア史上最高のDF」と評価された。マルディーニ氏は25シーズンをミラン一筋で過ごし、あらゆるタイトルを獲得してきた伝説的な名選手だ。
  現在のアメリカではイタリア代表MFアンドレア・ピルロが今夏の移籍でニューヨーク・シティFCに加入し、カナダのトロントFCに所属するイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコもリーグの得点ランキングでトップに立つなど、北米でイタリア人が活躍を見せている。レジェンド2人が新たにアメリカで活動することで、イタリアとアメリカのラインがさらに強くなっていくかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images