U-21限定「世界で最も価値のある選手」を海外選出 19歳神童が断トツ1位の232億円

(左から)ハヴェルツ、デンベレ、ムバッペ、ジェズス、ラッシュフォード【写真:Getty Images】
(左から)ハヴェルツ、デンベレ、ムバッペ、ジェズス、ラッシュフォード【写真:Getty Images】

ムバッペ、ジェズス、デンベレ、ラッシュフォード、ハヴェルツと有望株がズラリ

 現代フットボールにおいて、選手の市場価値は年々高騰。その額は天文学的な領域に入りつつある。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「世界で最も価値の高い21歳以下のプレーヤー」を5人選出。パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する19歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペらが紹介されている。

 最初に登場するのは、ブンデスリーガでトップクラスのクオリティーを証明しているドイツ代表MFカイ・ハフェルツだ。レバークーゼンでプレーする20歳のレフティーは、今季リーグ11試合で3得点2アシストを記録。推定市場価格は5500万ユーロ(約71億円)と言われており、記事でも「最も能力のある選手の一人」と評している。

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは6500万ユーロ(約84億円)、バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが8000万ユーロ(約103億円)とともに21歳で評価されるなか、デンベレと同じ8000万ユーロの市場価値と目されるのがマンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスだ。21歳ながら成熟したプレーを披露。今季は9試合1得点止まりだが、出場時間が295分と考えれば致し方ない面もある。今後の伸びしろは十分あるだろう。

 そして、21歳以下の選手で世界一価値が高いのがPSGのムバッペだ。その金額は1億8000万ユーロ(約232億円)。ロシア・ワールドカップではフランス代表の主力として20年ぶりの優勝に導き、リーグ・アンでも9試合で11得点5アシストを記録するなど、その成長スピードは群を抜いている。推定市場価格も上がっていくのは間違いない。

 日本では20歳のMF堂安律(フローニンゲン)やDF冨安健洋(シント=トロイデン)らが価値を高めているが、これらの選手にはまだ遠く及ばない。世界のスターたちと肩を並べる選手の台頭が待たれるところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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