イングランド代表、守護神&ジョーカー役の“間一髪ツインクリア”に反響 「漫画のようだ」

イングランド代表のMFリンガード(左)、GKピックフォード(右)【写真:Getty Images】
イングランド代表のMFリンガード(左)、GKピックフォード(右)【写真:Getty Images】

クロアチアDFヴィダのシュートをGKピックフォードとMFリンガードが同時に阻止

 イングランド代表は現地時間18日、UEFAネーションズリーグのグループステージ最終節でクロアチアに2-1と競り勝ち、グループ首位に浮上して準決勝進出を決めた。イングランドサッカー協会(FA)は公式インスタグラムで逆転勝利を呼んだ“ツインクリア”の動画を公開。「漫画のようだ」「ゴッドセーブと呼ぼう」と注目を集めている。

 イングランドはロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝以来の顔合わせとなったクロアチアとの一戦で、後半12分にクロアチアMFアンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)に先制弾を与えてしまった。しかし、同33分にジョーカー役として投入されたMFジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)がこぼれ球を押し込んで同点とすると、その7分後にセットプレーからFWハリー・ケイン(トットナム)がスライディングシュートを決め、逆転勝利を収めた。

 FA公式インスタグラムが公開したのは、ケインの決勝弾が生まれる3分前のワンシーン。イングランドはクロアチアにコーナーキックを与え、ゴール中央からDFドマゴイ・ヴィダ(ベジクタシュ)にヘディングシュートを放たれた。ボールはゴール左に向かうなか、守護神ジョーダン・ピックフォード(エバートン)が横っ飛びで右手を伸ばし、ゴールライン前にポジションを取っていたリンガードもクリアしようと右足を蹴り出す。二人はほぼ同時にボールに触ってピンチを回避し、ケインのゴールの呼び水となった。

 “ツインクリア”と言える好プレーに投稿のコメント欄にも多くの称賛が寄せられた。

「漫画のようだ」
「最高のチームワーク」
「素晴らしい守備だ」
「なんて男たちだ」
「泥臭いが美しい」
「二人のヒーロー」
「ゴッドセーブと呼ぼう」

 イングランドにとっては、ロシアW杯で敗れたクロアチアにリベンジを果たすうえでも大きなプレーとなった。

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