マンU歴代最高のPKキッカーは? “キング”が成功率1位、最多トライのルーニーは…
カントナが5年間で成功率87.5% 失敗した2回もその後にゴールを決める千両役者ぶり
プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは数々のスター選手を輩出してきたが、クラブ史上最高のPKキッカーは元フランス代表FWエリック・カントナだという結論に至ったという。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
ユナイテッドはデータ分析会社「オプタ」とともに、1992年のプレミアリーグ創設以来、クラブの歴史上で誰が最もPKを高い確率で成功させたのか調査。記事によれば、カントナは所属5年間(1992~97年)にPKを16回蹴り、失敗したのはわずかに2回で、成功率はトップの87.5%だという。しかも、失敗した2回(ブラックバーン戦、リーズ戦)の試合でもその後にゴールを決めているのだから、“キング”の愛称で世界中のユナイテッドサポーターに知られているのも納得だろう。
2位はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)で、13回中11回成功(成功率84.6%)。失敗したのは2006年のウィガン戦と07年のウェストハム戦で、いずれも12月の出来事だった。ユナイテッド時代のロナウドと言えば、2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でのPK失敗はまだ記憶に新しい。チェルシーとのイングランド勢対決で1-1のままPK戦に突入し、3番手キッカーを担ったロナウドは元チェコ代表GKペトル・ツェフ(現アーセナル)にストップされた。ユナイテッドは一度劣勢となったが、相手も2人が失敗したことで、最終的にビッグイヤーを手にしている。
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