プレミア3年目の名将ペップ、自らの進化を実感 「ドイツにいた時よりも良い監督」
リバプール大の講義でプレミアを「最もタフ」と評し、“監督ペップ”についても言及
ペップ・グアルディオラ監督は昨季、マンチェスター・シティを率いてプレミアリーグ王者となった。バルセロナ、バイエルンとビッグクラブを渡り歩き、サッカー界に革命を起こし続けている名将は、「ドイツにいた時よりも良い監督になった」と語り、イングランドでこれまで以上の進化を実感しているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
2007-08シーズンにバルセロナの下部組織で指導者としての道を歩み始めたグアルディオラ監督は、翌年にトップチームの監督に昇格していきなり三冠(リーガ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグ)を達成する偉業を成し遂げた。バルサでは3シーズンで14のタイトルを積み重ね、一気に名将の仲間入りを果たした。
バイエルンでも率いた3シーズン全てでリーグ戦を制するなど結果を残し、昨季はシティ2年目でプレミアリーグ制覇も果たした。バルサで0トップシステム、バイエルンでアラバロール(偽SB)といった戦術を世に広めた革新的な指揮官はイングランドで自身が成長を続けていると実感したという。
「私はドイツにいた時よりも良い監督になった。バルセロナにいた時に比べれば、はるかに良くなっただろうね。この素晴らしいリーグで様々な状況に対応する方法を学んでいるからこそ、より優れた監督になれたと感じている」
グアルディオラ監督は現地時間21日にリバプール大学で講義を行い、このように語ったという。プレミアリーグは他国のリーグと比べて「最もタフ」と評し、「5、6チームがタイトルを勝ち獲れる可能性がある。それはこの国だけだ」と競争の激しさを強調していた。
世界一タフなリーグでの戦いを重ねたことでグアルディオラ監督の手腕にはさらに磨きがかかってるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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