武藤の同僚FW、相手MF重症のアクシデント回想で涙 「決して忘れられない」

ニューカッスルFWロンドン、今年1月にエバートンMFに重傷を負わせた出来事に言及
FW武藤嘉紀のニューカッスルで同僚のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンがテレビインタビュー中に涙する一幕があった。今年1月、エバートンMFジェームズ・マッカーシーに重症を負わせてしまったアクシデントに関する話題で、思わず感情を乱した。
当時ウエストブロムでプレーしていたロンドンはエバートン戦の後半13分、ゴール前でシュートを放とうとしたところでアイルランド代表MFマッカーシーがブロックのために体を投げ出した。しかし、ロンドンが振り抜いた左足は、マッカーシーの右足を強打し、腓骨と脛骨の両方を骨折させる重症となった。
ロンドンはストレッチャーで運び出されるマッカーシーの様子を見ながらピッチで涙を流していた。
アメリカのスペイン語テレビ局「テレムンド」のインタビューで当時の話題が出ると、ロンドンはまたも涙を流した。苦悶の表情を浮かべ、「あのことは決して忘れられない。辛い出来事だ」と語った。
「私は彼に謝ったが、故意的ではなかったんだ。あのようなことは起きてほしくなかったし、起きるとは想像もしていなかった」
今季からニューカッスルへ移籍し、新たなキャリアを歩み始めたロンドンだが、この不慮の事故は今も忘れられない思い出として心に刻まれているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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