レバークーゼンがマンチェスター・ユナイテッドのメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスを完全移籍で獲得したことを正式発表した。
　チチャリートの愛称で知られるストライカーの契約期間は2018年6月30日まで。背番号は「7」に決まった。「僕は三大リーグのうち、イングランドとスペインリーグを知っている。ブンデスリーガでの体験を心待ちにしている。ドイツでは多くのファンがいる素晴らしいスタジアムが多いと聞いている。すごく攻撃的なサッカーで、それが自分にとって大きな魅力だった。
　レバークーゼンのようなクラブでプレーできて素晴らしい」と語ったストライカーは昨夏移籍市場閉幕寸前にユナイテッドからレアル・マドリードに1年間の期限移籍で去った。最近、ルイス・ファン・ハール監督から戦力外通告を受け、2シーズン連続で移籍市場閉幕直前の移籍となった。
　レバークーゼンのスポーツディレクターで、西ドイツ代表のFWとして1990年イタリアワールドカップを制したルディ・フェラー氏は「彼は運動量豊富で敏捷でスピードのあるストライカーだ。強さと高い技術、決定力を兼ね備えている。チチャリートの加入で多様性を手にすることができる。彼がバイヤーを選んでくれて嬉しい。ブンデスリーガは偉大な選手を目撃することができる」と絶賛している。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images