韓国メディア、アジア杯同組キルギスに完勝の日本を称賛 「ホームで完璧に制圧」
アジア杯を見据え日本とキルギスの一戦に注目、森保ジャパンの試合運びを評価
日本代表は20日の国際親善試合でキルギスに4-0で勝利した。来年1月のアジアカップで韓国がキルギスと同組のため、母国メディアもこの一戦に注目していた。
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スポーツ専門サイト「スポーツQ」は、「日本は原口元気(ハノーファー)以外、国内組を先発入りさせて挑んだ。前半を2-0で折り返し、後半に大迫勇也、中島翔哉、南野拓実、堂安律ら海外組を投入し再び2点を追加した。森保一監督の就任以降、5試合で15得点を決めた。4勝1分の好成績で2018年の日程を終了させた」と、その戦いぶりを高く評価している。
また、サッカー専門サイト「インターフットボール」も「前半は2軍に近いメンバーを起用しつつも前半で2得点、後半から海外組を投入すると、再び勢いがついた。ホームで完璧に制圧した」と日本の安定した試合運びを称賛している。
アジアカップで韓国はキルギスと同組で、2試合目に対戦する。日本との試合内容を見る限り、そこまで苦戦する相手ではないだろうが油断は禁物だ。
それに韓国内では“森保ジャパン”の強さを意識してか、「来年1月のアジアカップで韓国と日本が8年ぶり(2011年のアジアカップ準決勝。1-1延長戦からのPK戦で日本が勝利)に対戦するかもしれない」と期待する声も多い。
すでに韓国は12月の早い時期の招集を予定しており、アジアカップに向けて本格的な準備を進める予定だ。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。