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メッシは来夏の南米選手権でアルゼンチン代表に復帰? 関係者証言とスペイン紙報道
ロシアW杯後は未招集、スカローニ暫定政権で“脱メッシ”のチーム作りが進む
バルセロナのFWリオネル・メッシは、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)後、年内のアルゼンチン代表に招集されることはなかった。代表引退を決断するのか否かと各国メディアが注目する一方で、スペイン紙「スポルト」は来年ブラジルで開催される南米選手権で代表復帰する意向だと、関係者の証言から報じている。
アルゼンチン代表はロシアW杯でベスト16に終わり、求心力を失ったホルヘ・サンパオリ前監督を解任し、現在はリオネル・スカローニ暫定監督が指揮を執っている。10月のブラジルとのライバル対決には0-1で敗戦したものの、現地時間17日のメキシコ戦には2-0で勝利するなど、“メッシ依存”脱却へのチーム作りはある程度進んでいる。
ここにメッシをどのように融合していくかがスカローニ暫定監督のテーマとなっているが、関係者の話によると、そのタイミングはすでに見据えている模様だ。
「(現状のチームは)良いハーモニーを奏でているし、スカローニの中で良い集団となりつつある。そのなかでコパ・アメリカに向けてメッシが復帰してくるという産物も得られている」
メッシは所属するバルサで個人、チームともに数々のタイトルを総なめにしてきた。その一方で、31歳となった今もA代表での国際大会のタイトルには恵まれていない。そうしたなか同紙によれば、関係者は「(メッシには)現状では静かにプレーをしてもらって、今後我々は(代表でのメッシを)見られるだろう」と語っており、代表復帰に自信を持っていると伝えている。メッシとしても過去2回の南米選手権は決勝でPK負けの悔しさを味わっているだけに、今回こそ母国に栄冠をとの思いを強くしている可能性はある。
なお同大会には日本代表も招待されており、仮にメッシらを擁するアルゼンチンと真剣勝負の場で対決となれば、今後に向けて大きな経験となるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)